（一社）日本労働安全衛生コンサルタント会　愛知支部

　支部長あいさつ

従来の職場の安全衛生の取り組みは、大きな災害や重大な疾病が発生したことを教訓に災害防止のための法規制ができ、法律でやらなければいけないことを決めそれを守る。それで同種の災害は相当防げるが、規制対象外の物質や、新たな危険源によりまた災害が起こるといった歴史を繰り返してきました。

そこで今、我々が実施しなければいけないことは自律型の化学物質の管理、安全の管理が求められています。職場にある危険源をもれなく特定し、それにかかわる作業、動作を徹底的に洗い出し、安全な環境づくりをし、安全な作業方法を決め、関係者全員がそのことを理解し危険源と付き合っていく。働く人一人一人をいかに守るかが企業に求められています。

労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタントは専門的な経験知識を持ち、国家資格を持ったエキスパート集団です。ぜひこの自立型の職場管理の移行に対し、コンサルタントのご活用をお願いします。

一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会　愛知支部　支部長　嶋田 靖文